町おこしのパワー 誇り高き亀崎


亀崎といえば祭。
亀崎潮干祭の山車行事は歴史、文化、今後も未来へ残されていく伝統です。
この山車行事がユネスコ無形文化遺産に登録され、町はさらに活気づき、
亀崎の人の町への誇りとパワーを感じた。

町おこしのパワー 誇り高き亀崎

亀崎の町が活気づいている
もともと自分たちの地域に誇りを持っている亀崎の人たちだが、
自慢の亀崎潮干祭の山車行事がユネスコ無形文化遺産に登録されたので、さらに盛り上がっている。

街並み
山車のパネルと案内マップ

まずは亀崎駅から出発。

亀崎駅
亀崎駅(現役最古の駅舎という)

亀崎はかつては知多半島どころか全国に名の知れた豊かな町。
見所がいっぱいでの魅力ある町だ。

亀崎駅舎は武豊線開通時から変わらず使われているもの。
現役の駅舎としては日本最古のものだ。

昔よく歌われていた「鉄道唱歌」
「汽笛一声新橋を~」の一節にこんなフレーズが。

「知多半島へ行く貴社の乗り継ぐ駅は大府駅、亀崎、半田、武豊としられて物産豊富の地~」。

亀崎は坂の町

亀崎は海運で全国に知られた町と行っても過言ではない。
江戸時代の亀崎沖を思い浮かべると、千石船が何十隻も停泊していて、

その船の荷を積み下ろしする小舟が百も二百も動いている。
そんな光景だったのだろう。

亀崎は坂の町。

坂の町亀崎
坂の多い亀崎の町。

坂から見下ろす海、坂を活かした建造物などもこの町の見所で魅力。
裏道・せこ道が古くて新しくてかっこいい。

亀崎城は山城

神前神社へ。

神前神社
地元の人は県社と呼ぶ神前神社。潮干祭の中心地。

5月の潮干祭の時はこの神社の前は何万人の人でいっぱいに。

神社のすぐ前の浜から山車が海に入る。
全国に山車祭は数多あるが、山車が海に入るのは亀崎だけ。

ユネスコ無形文化遺産に選ばれた理由の一つにそれもあった。

神前神社は学問の神様の天神様もお祀りしている。
大きな牛の像や学問成就の絵馬や筆塚もある。

神前神社で有名なのが「井戸のぞき」。
夜泣きなどに効くと言われ、子供の神様としてもよく知られている。

神社を沿った長い階段を登ると亀崎城址だ。
ここは稲生水軍を率いた稲生政勝の居城。

亀崎城址
稲生氏の居城だった亀崎城址。

水軍なのに山城!?
水軍だからこそ衣浦湾が一望できる岬の先端に築いたのだ。

ここの景色は絶景。

夜になると、ここから見る月が美しく、亀崎の月が有名になったとのこと。

駅舎、坂道、浜辺、城跡、お月見
見どころがたくさんの亀崎をぜひ楽しんでください。

次は常滑です。

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